左利きは変みたいに思われてる感じがあります。
食堂のカウンターにすわるとき手がぶつからないように、いつも端を選んで気を使ってしまいます。
コロナ渦のソーシャルディスタンスで各席が離されて、どこに座ってもお隣と手がぶつからない!(笑) 左利きのわたしは不謹慎によろこんだりしてました。
それに、手以外にもわけのわからない違和感を感じています。
魔の左利き? いやになっちゃう!
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著) 』という本をおすすめします。
左利きの人は10人に1人だといわれています。
この本だと「左利きは、希少ですごい脳の持ち主」なんですって。
左利きの脳を活かす方法と弱点をカバーする方法がわかってきます!
「1万人の脳を見た名医が教える」とカバーにあります。
自分の事を名医って・・・まあ、こういうあおり文句を考えるのは編集者だったりしますからね。
気にしないことにしましょう。
はじめにを読むと、この加藤先生も左利きなんですね。
「左利きはすごいんだ! だからわたしはすごいんだ!」
これが言いたくてこの本を?
いえいえ、先生がたくさん見てきた脳のデータに裏打ちされたものでした。
専門の名医の説得力があります。
左利きにこれだけ焦点をあてた本は他にはないのではないでしょうか?
わたしも左利きです。
左利きならではの直観力でしょうか?
本の引きは外さないです。これも当たりでした!
この記事で『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120
%活かす方法(加藤俊徳著) 』 を読んで感じたことを書いていきます。
この記事を読むことで、こんな内容についてザっと知ることができます。
- ①左利きは脳から違う特別製—10人に1人の脳
- ②左利き脳のすごさは直観力と独創性
- ③左利きの弱点はすごさの裏返し
- ④左利きがワンクッションでもっとスゴイ脳に!
- ⑤もう最強の左利きへ
①左利きは脳から違う特別製—10人に1人の脳
左利きは実はすごい脳の持ち主だったというお話です。
気づかなければ自分の可能性もコンプレックスに埋もれたままです。
それは残念だし、いやでしょう?
知って変わる「左利きは脳の個性」
利き手が異なると脳の使い方が変わります。
・・・中略・・・
それは日々の中で同じことを同じように経験しても、右利きと左利きでは「感じ方が違う」ということです。インプットの仕方が違えば、おのずとアプトプットの内容も変わります。したがって、大多数の人と発想が違うのはあたりまえなのです。
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著)
左利きで良くも悪くも違って目立つのは、利き腕のせいだけではありませんでした。
脳が違っていて、脳の使われ方も違っていたのです。
左利きが変わっているのは、気のせいではありませんでした!
そういうのが嫌で、コンプレックスになって目立たないようにしていたかも知れません。
そんなの本意ではないですよね?
本来の自分らしくしていたいです。
実のところ「左利きの脳はバランス抜群!」
また、左利きの脳は右利きに比べて「左右差が少ない」ことが、さまざまな研究で明らかにされています。
・・・中略・・・
これはつまり、左利きの脳は非常にバランスがとれているということです。
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著)
生まれたとき右型社会に適応して生きていくために工夫したり、左脳も自然に鍛えられることで脳の左右使いになってしまっているということです。
右利きの人よりも脳を使える範囲が広いということなんですね。
それでも左脳の弱さはあるので、左利き脳を持つ人にとっては生きづらさは残ってしまいます。
左利きの「違和感」を種明かしする!
左利きは独自の脳の使い方をする「すごい」存在です。
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著)
独自の脳の使い方が違和感を感じるもとなんですね。
そして、考え方や行動なども「何か違う」と違和感を抱くことがあります。
これは・・中略・・脳の使い方の違いから、周囲から見ると少し個性的に思えたり、得意不得意が異なったりするからです。
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著)
流行に乗れなかった自分は・・・
わたしの高校生時代にはカバンをしばってペッタンコにするのが流行っていました。
わたしはあれが理解できなかった「あれのどこがいいの?」って。
流行に乗れない息苦しさや、同調圧力は苦痛でした。
脳の特性の違いがあったんですね。
明かされた真実、なぜ左利き?
脳は場所によって働き方の分担が違っていて、それを脳番地というそうです。
右脳の手を動かす番地の敷地が広くなっていることで左利きになるようなんです。
これは異常とかではなくて、もって生まれた個性なんですね。
そのうえで左手をよくつかうので、ますます右脳が刺激されてより活性化されていくことになります。
腕が左利きというだけでなくて、右脳をよく使う人の個性が出てきます。
一瞬で把握、右脳は非言語系が得意
右脳は、モノの形や色、音の違いを認識し、五感にも密接に関わっています。
一方で左脳は、言語情報を扱い、計算をし、そして論理的、分析的な思考をする機能を持っています。
つまり、右脳は、視覚や五感をフルに活用した、言語以外のあらゆる情報を無意識のうちに蓄積している巨大なデータベースです。
そのため、常に左手から右脳に刺激を送り続けている左利きは、膨大なデータからベストな答えを導き出す直感に優れているのです。
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著)
何も考えなしに突然変なことを言っているわけではなくて、自分でも意識せずに高速で分析して答えを出しているということです。
自分でも「なんでこんなこと言ってるんだろう?」とか、「そんなことあるわけないじゃん」とか自分でツッコミをいてれました。
もったいないというか、惜しいことをしてました。
あの頃の自分がこれを知っていたら・・・と思いますね。
今からでも遅くないですよ。
知ったからには、今からわたしも変わっていけるでしょう。
②左利き脳のすごさは直観力と独創性
目立ちたくないのに、変に目立ってしまう言動にはしっかりと理由がありました。
10人に1人の右脳使いという特性があったんです。
それを知れば、この直感力や独創性を生かした「らしい」人生がおくれますよ。
直感力で一歩前に!
右脳が得意な直感力です。
別項目にある直感力を伸ばす脳トレは効果ありそうです。
わたしは、そのいくつかは普段からやってました。
啓示を否定しない宗教では祈りや瞑想をとおして右脳を自然に刺激してますね。
霊感って右脳的なアウトプットだと思います。
独創性で突き放せ!
同じように非言語系の処理は、本人でも素(す)では思いつかないアイデアが出ることがあります。
直感力と似た力ですね。
『左利きが独創的なのは「宿命」』なんだそうです。
左利きと右利きの「脳体験」が違う大きな理由の一つは、利き手が異なる人は同じ視点でものを見ていないからです。
・・・中略・・・
同じように暮らし、生きていても、右利きと左利きの脳体験は大幅に違うということです。
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著)
ただ、10人に1人のアイデアになる可能性が高く、理解されにくいかも。
自信をもって押し通すパワーが必要になるかも知れません。
達成出来たら・・・すごく高みにいけますね。
気分いいだろうなー。
左利きだけのチームで何かするとすごい結果が出そうなものですが、そうもいかないようです。
③左利きの弱点はすごさの裏返し
左利きの右脳人間は言語系を少し苦手としています。
左利き、右利きを問わず、7割以上の人が左脳で言語処理を行っているのです。
『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法(加藤俊徳著)
右脳は言葉ではなく「感じ」で処理する。
得意な直感や独創性の源泉となっています。
右脳で感じたことや直感や発想も書いたり話したり言葉にするときには左脳にゆだねます。
右利きの人と比べて遠回りになってしまうんですね。
タイムラグができてしまうのです。
もどかしさを感じる理由でした。
そこは改善や解決をすることができます。
そのためにできる脳トレがあります!
④左利きがワンクッションでもっとスゴイ脳になってる!
左脳が弱い左利きにとって左右の脳の連携が「ワンクッション思考」です。
まあ、左利きの人は仕方なく両利きができてますからね。
左脳も刺激されてます。
連携させないと生きていけない左利きです。
どもるのも、イメージを話す時に言葉にすることが追い付かないせいだと思えます。
そうでなければ、しばらくダンマリとかになってしまいます。
クリスチャンのわたしにとって思い当たることがいっぱいあります。
教会では礼拝の儀式の一環として、頭の上に手を置いて祝福の言葉を述べることがあります。
頭に浮かぶのは「感じ」です。膨大な情報量です。
それを肝心なところを言葉にして告げます。
これは比較的ゆったりした状況でできるので違和感はおきません。
ワンクッション思考の好例だと思います。
もし、仕事などでチームを組んで、そこにいる左利きの人を活かしたいなら、このタイムラグに寛容になることが必要です。
じっくりと話を聞いてくれて、筋道を描いてくれる助け手がいると最高ですね。
脳の使い方の特性を知って活かせれば最高のチームになるのではないでしょうか?
⑤もう最強の左利きへ
この本には、もともとスゴイ左利きの右脳をレベルアップしたり、弱点の左脳や右脳との連携を強める脳トレの方法が豊富に出ています。
いまやってること、やってみたいと思っていたことが提案の中にあるかも知れませんね。
直感を活かすための「3ステップ+1」
脳専門の名医の直感脳トレは必見です。
右利きの人が右脳の脳トレにも使えるかもしれませんね。
驚くのは瞑想や祈りから啓示を受けるステップとそっくり同じです。
わたしは知らず知らずに右脳の脳トレをやってたことになります。
右利きの人もこれは効果あると思います。
わたしの周囲では実証済みです。
独創性を伸ばすための脳トレ
ここでも脳トレですが、宗教的な行為である瞑想や祈りはやはり脳トレになってますね。啓示を受けるためのトレーニングみたいです。
右脳を刺激したい右利きの人にもこの「脳トレ」はいいと思います。
ワンクッションにターボをつけて早く駆け抜けよう!
脳の瞬発力を鍛える方法がありました!
わたしにこの本が必要な理由です。
左脳を鍛えるための脳トレ
左利きの右脳人間が左脳を鍛えれば、最強の脳の持ち主になれますね。
もともと左右の脳のバランスはいいので、少しの努力でいいところにいけそうです。
ブログやSNSで発信する
ちょうどやってるところですね。
記事の構成は苦手なので、テンプレートを使ってあてはめてつくっています。
弱点を克服するにはスキルを学ぶことはいい方法
他にもいろいろありました。
あなたに合った方法を選べますよ!
〈限定〉生まれ変わりたい左利きのためだけ!
変人(個性的な人?)になる要素は、もちろん左利きのせいだけではありません。
それは右利きだって変わった人はいるでしょうね。
わたしの場合は血液型がB型で、左利きに輪をかけた変人になったと思います。
おかげで退屈しない愉快な人生を送っています。
この本にある左利きと脳の関係については、科学的に答えが出ている部分があります。
変人というのはダメという意味ではなくて、そういう風に誤解されやすいけれど、本当はスゴイ可能性を持っているということです。
そうなら活かしていきたいし、幸せになって欲しいです。
その可能性を開く言葉がいっぱい詰まっている本でした。
まずはこの本を手に入れてみましょう!
左利きは、稀なすぐれた脳の持ち主です。
それは自分のために、人々のために活かすべきと思います。
まずはあなたの左利き脳のすごさを見つけましょう。
新たな自分と再会しましょうよ!
弱点は克服したりカバーすることができるんです。
あなたに合った方法がこの本でみつかるでしょう!
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