惑わない星は「惑星」が美少女・美女キャラ化して人とからむストーリーです。
その設定にはアイヌ信仰ともつながる深い意味が隠れていたのです。
「惑わない星」ってどんなコミック?
「惑わない星」は「もやしもん」の作者でもある石川雅之さんのコミックです。
2015年7月〜現在まで週刊モーニングで不定期に掲載されています。
地球が人化したキレイなお姉さんとミニチュア化した月
宇宙に手紙を送る仕事をするS沢のもとに現れたのは瀕死の“地球”だった……。
未来の日本を舞台に紡がれる、人と地球と惑星たちの物語。
『もやしもん』第1巻の帯から
地球が美女となって、月とともに主人公:S沢のもとに現れて助けを求めてきます。
S沢が地球の依頼で他の惑星にも助けを求めたことで、他の惑星も次々とやってくる。
その惑星たちはいろいろな個性をもった美少女・美女ばかりです。
しかも惑星の固有のパワーも併せ持っています。
それで起こるあれやこれ・・・面白くないわけがありません!
惑星などの天体が人の姿になるのはアリなのか?
コミックなら擬人化は普通にありの設定ですね。
軍艦や戦車とか・・・今風のはやり設定ともいえます。
水星(左)と金星(右)
神秘主義の視点から
神秘主義の視点から、惑星キャラについて語ってみます。
全ての事物は神の一部でできているので、全ては神100%でできている。
人も天体も全ての事物が神なんだともいえます。(すべてが神でできているから)
火星と衛星フォボス、ダイモス
カムイ理論
カムイはアイヌの神の定義です。
カムイ・・・全ての存在が本当は人の形をしている。
熊も天から人が熊の肉や皮をかぶってやってきている。
神として地上で役割を果たしているというものです。
もう、すべての事物がそうなんです。
シリウスA(右)シリウスB(左)の2連星
地球もカムイ
理由があって人が地球の皮をかぶってこの世に来ている。
ガイアとか、神の名を地球は冠しています。
ギリシャ神話の神の名で生々しいエピソードをもつ方なので、これもカムイ的だと感じます。
それでも、人類よりも遥かに高い神のごとき知性を持っている。
がゆえに指令系統の命令に服し沈黙をまもっている。
このカムイ地球は、地球にいる者に必要なものを与えて、地球もまた人からもなにかをもらっている。
- 生きる歓び
- 感謝の気持ち など
最近の神に感謝を忘れがちな人類を神(地球)はどう思っているだろうか?
「くしゃみ(台風)」「発熱(火山の噴火、熱波)」「身ぶるい(地震)」などで意思表示はしているのかも知れません。
木星(左)土星(右)
惑星「カムイ」が人のかたちになって動き回るという設定なのか?
話が進んで(現在7巻)、多彩なキャラが増えてきています。
ブラックホール(左)セドナ(右)
まず、太陽はパンツはいてないおっさんキャラでした。
惑星だけでなく、シリウスやブラックホールまで人化して登場してます。
月が星キャラで話しまくりで、物理学、天文学入門のようにも読めて、
最近は哲学的にもなってきてます。
天王星
可愛い星たちに囲まれたつもりで、萌えキャラを楽しんでもいいですよ。
コメント