有名すぎるノストラダムスの詩
1999年という年は、多くの人にとって特別な年として記憶されている。
その理由の一つが、ノストラダムスの有名な預言詩だ。
次の詩は特によく知られている。
「1999年、7の月に
空から恐怖の大王が降ってくるだろう。
アンゴルモアの大王を蘇らせるために。
その前後、マルスは幸福の名のもとに支配するだろう。」
(ノストラダムス『百詩篇』第10巻72番)
この詩は1999年が近づくにつれて世界的に注目され、多くの終末論を生んだ。
なぜ1999年は何も起きなかったように見えたのか
しかし実際には、1999年7月に「恐怖の大王」が現れたという出来事はなかった。
そのため、この詩は「外れた予言」として語られることが多い。
多くの人はここで話を終える。
しかし、この詩を別の視点から見ると少し違う可能性も見えてくる。
「7の月」とは本当に7月なのか
ノストラダムスの詩には「7の月」と書かれている。
多くの場合、これをそのまま現代の暦の7月と解釈する。
しかしノストラダムスの時代、ヨーロッパでは暦の問題が大きく揺れていた。
ユリウス暦とグレゴリオ暦の違いがあり、暦の読み替えが必要になることもある。
さらに視点を広げれば、「月」という言葉を別の暦で読む可能性もある。
旧暦で見る1999年
旧暦は太陰太陽暦であり、現在の太陽暦とは月の位置が大きく異なる。
もし1999年を旧暦で見直すなら、「7の月」は現代の7月とは一致しない。
実際には旧暦の七月は、おおよそ1999年8月頃にあたる。
そしてこの時期、天空では非常に象徴的な出来事が起きていた。
1999年8月11日の空
1999年8月11日、空では皆既日食が観測された。
さらにこの時、天空では非常に珍しい星の配置が形成されていた。
四方向に主要な天体が配置されるグランドクロスである。
この配置は、強い緊張や大きな転換を示す配置として知られている。
旧暦の七月と天空の十字
もし「1999年7の月」を旧暦で考えるなら、その期間はちょうどこの皆既日食の時期と重なる。
太陽が隠れる。
神が見えなくなる。
または「空から恐怖の大王が降ってくる」ために。
1999年
七の月
天空の大きな十字
一部の地域では闇がある。
という要素が、同じ時間帯に重なっていることになる。
もちろん、これを偶然と見ることもできる。
しかし象徴という視点で見ると、興味深い符合が浮かび上がってくる。
予言は別の形で現れることがある
古い預言は、必ずしもそのままの形で現れるとは限らない。
象徴として現れることもある。
ノストラダムスの詩もまた、出来事そのものではなく、象徴的な徴を示している可能性もある。
1999年という象徴的な年
1999年は単なる年ではない。
天空では
皆既日食
グランドクロス
という非常に象徴的な出来事が重なっていた。
もし歴史にも「夕暮れ」があるのだとすれば、この年はその始まりとして記憶されるのかもしれない。
予言はまだ終わっていないのかもしれない
ノストラダムスの詩は、多くの人にとって「外れた予言」になった。
しかし暦の見方や象徴という視点を変えると、そこに別の読み方が現れる。
もしかすると1999年は、何かが終わった年ではなく、
何かが始まった年
だったのかもしれない。
では、何がはじまったのか次の記事で明かすことにしよう。


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