糖質制限をすることで体に変化｜ダイエット効果のほかに何が起きるの？

糖質制限はやせると評判ですが、糖質制限して体は大丈夫なのか不安になるのはわかります。
わたしもそうでした。脳梗塞で死にかけ、糖尿病と診断されるまでは！

わたしは糖尿病から自由になるために「糖質制限」をはじめました。

糖質制限をすると体におきる変化

こういうのを治すために、「糖質制限」がおすすめです、という話です。

もともと糖質の摂取が過多な日々のバランスを変える

糖質も大切な栄養素です。ただ、摂りすぎは体に悪いのです。
だから、糖質摂取をやめるのではなく制限します。

三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂肪分のかたよりを改善するのです。

糖尿病などの病気になってしまっていたら、治るために炭水化物を劇的に減らします。
その分、カロリーはタンパク質、脂肪分で確保するのです。

病気が改善されてきたら、その状態を維持するための糖質制限に移行します。
もちろん体になじんでいて苦痛でなければ、糖質を激減したままで続けても大丈夫です。

糖質制限中のよくない変化

糖質制限をはじめると、急な血糖値の低下で様々なからだの変化が出てきます。

• 怒りっぽくなる
• 便秘気味になる
• 体臭が変化する　など

ほとんどの場合は一過性で糖質制限を続けることによって改善されていきます。

怒りっぽくなる

血糖値が下がることで体は血糖値を上げようとします。
なんでもないことで異常に怒ったり、怒りたくなることがあります。
そうなると知っていたら、その間は人に会わないとかして、おさえることができます。

便秘気味になる

腸内の変化に腸内の細菌がついていけず便秘気味になったり異常な便になったりします。

まもなく変化に適応した腸内細菌となっていくことでおさまっていくはずです。

制限している炭水化物は糖質だけでなく食物繊維を含んでいるために、その分の食物繊維を意識的に多く摂る必要があります。野菜を増やすことでおぎなうことができます。

体臭が変化する

糖質制限が進むとケトン体が発生します。

ケトン体が分泌されることは糖質制限がうまくいっている証です。

ただ、最初はうまくエネルギーに変換できず漏れ出すと有機溶剤のような刺激のある臭気が出てきます。これも体が整うことで短期間で収まっていきます。そうなると逆に良い方向に体臭が改善されていきますよ。

糖質制限で良くなる変化

いきなり良くなるものもあれば、徐々に出てくる変化もあります。

• 体重が減る
• 眠くなくなる
• 甘酸っぱい体臭になる
• 糖尿病でなくなる
• 腰痛がなくなった　など

まだまだありますが今回はこれだけ取り上げました。

体重は減る

わたしの場合、体重が最初の１か月で12kg以上減りました。
それは劇的でうれしくなりました。

半年もすると体重の下がり方はゆるやかなになってきて、
増えたり、減ったりしてほぼ変化なしになってしまいまいした。

ただ、まわりからは「スッキリしたね」といわれるようになりましたね。

わたしの糖質制限は糖尿病を治すためだったので、体重はさほど気にしていませんでした。が、体重が減るというのは病気が良くなっているしるしでもあったのです。

ダイエットには効果がありますよ！　と言っておきましょう！

眠くなくなる

わたしは車の運転中に眠くなることはなかったんです。
それが・・・異常な眠気をもよおすようになっていました。

食後に２時間も運転してると、眠くて居眠り運転寸前になっていました。
そんなときに糖尿病が発覚して糖質制限をはじめたのです。

ごはん、パン、麺類などの炭水化物を摂らないようにしていると、その症状はウソのようになくなりました。

長いドライブでも眠くならなくなりました。

昼食後の仕事が妨げになるほどの眠気がありまっしたが、それもなくなりました。

甘酸っぱい体臭になる

糖質制限をしていてしばらくして、体臭が有機溶剤のような刺激臭になりました。

それ以前は、わたしのトイレ後の個室には臭くて入れないと妻から言われていました。
それとはまた違った刺激臭です。

これは糖質制限がうまくいきはじめて、ケトン体質といって糖質依存の体が、脂肪分によって体を維持する仕組みが目覚めてくるときに起こる異常体臭です。主にアセトンなどのアルコール系の臭気です。

しばらくすると、ケトンを体内でエネルギーに変えるようになるので、そんな体臭もなくなります。

それだけでなく妻からもトイレの苦情がなくなりました。
体質の変化で不快な体臭も改善されていくようですね。

糖尿病ではなくなる

糖質制限で体重だけでなく、血糖値が下がりました。もう、すぐに下がります。

じゃあ糖尿病じゃないの？　そうなんですが、病気ではない証明はヘモグロビン値も正常になるかどうかなのです。血糖値が下がってしばらく維持されているという証になるんですね。

というけで２ヶ月でクリアできました。

当然なことに血糖値を上げる糖質をカットしているのですから、血糖値は上がりようがないですよね？

腰痛がなくなった

体重が下がったせいかも知れませんが、腰痛が治りました。

軽くなって腰への負担が減ったのもあるでしょう。

ダイエットはこんなところに成果が出てきます。

参考にした本や情報

わたしの経験から糖質制限をした効果を書いてみました。

糖質制限をはじめるときに、ともだちから勧められた本があります。
これは生活スタイルや病状に応じて広い範囲ではじめられる糖質制限を紹介していました。

あなたもぜひ、全体的に見渡せる書籍を読んでみてほしいです。

その本の目次の一部を抜粋しておきます。
あなたの目的がみつかるといいですね？

誰でもは出来ない

糖質制限は苦しくて続かないとやめる人が多いようです。

糖質には麻薬のような習慣性があります。美味しく心地いいのです。

糖質制限の効果は糖質が誘う引力を振り切る覚悟のある人だけが受けます。

振り切ったらゆったりと続けることです。
また落ちないように。

だめだと思う人はここで「さようなら」です。

本を買って読む

やってみようという人は、まず「主食をやめると健康になる　糖質制限で体質が変わる！」を買って読んでみましょう。江部先生の関連本には糖質制限食用のレシピや糖質量ハンドブックなどとても参考になるものが多いので情報が多いです。

そして、まず完全でなくてもいいから糖質制限をはじめましょう。そして改善しながら続けましょう。

糖尿病や予備軍から抜け出して、幸せな毎日を取り戻しましょう！