
風の時代って何がどう変わるの?
これまでの「地の時代」と何が違うの?



地の時代が築いた「物質的な豊かさ」の上に、風の時代は「心の価値」を取り戻す時代です。
所有や競争よりも、共感と共有に価値が置かれるようになります。
地の時代が築いたもの──形ある豊かさの時代
地の時代(約1802〜2020年)は、「形あるもの」に価値が置かれていました。お金、土地、資格、地位。
人々は安定を求め、確かな“土台”を築くことに力を注いできました。
その結果、経済は発展し、社会の仕組みは整いましたが、同時に“心”は置き去りにされていきました。
物質的には豊かでも、精神的には満たされない――そんな矛盾が顕在化したのが、地の時代の終盤です。


風の時代の幕開け──価値は「共有」と「共鳴」へ
2020年、木星と土星が水瓶座で重なったグレート・コンジャクションを境に、世界は「風の時代」へと移行しました。
風のエレメントは、知性・交流・情報を象徴します。
所有よりも共有、支配よりも共鳴。
AIやロボットが物質労働を担う時代に、人間が創り出す価値は「意味」や「心のつながり」に移ります。
働くことの意味が変わる
「生活のために働く」から「喜びのために働く」へ。
経済の中心は“利益”から“幸福”へとシフトします。
ベーシックインカムやAIの普及により、仕事が「生き方の表現」になる時代です。
学びは知識から知恵へ
AIが知識を補う今、学ぶ目的は「魂を成長させること」へ変わります。
何を知るかより、どう感じ、どう使うか。
心を育てる学びが、真の教養として輝き始めます。
人とのつながりも変わる
血縁や会社よりも、価値観の共鳴で人が集まる。
オンラインやSNSでの出会いが新しい“共同体”となり、国や制度を超えたゆるやかなつながりが広がっていきます。
科学と信仰の再統合──心の技術が再評価される
地の時代が物質を極めた結果、今度は「見えない領域」への探求が始まります。
神秘主義や宗教は、逃避ではなく“心を整える技術”として再び注目されるでしょう。
科学と信仰の融合こそが、風の時代の叡智です。
心の価値の復権──地の時代の先にあるもの
地の時代が築いたのは、確かな土台。
その上に、風の時代は「魂の自由」を築こうとしています。
物質はすでに整いました。
次に問われるのは、人がどれだけ豊かに感じ、分かち合えるか。
それが風の時代を生きる指針になるでしょう。
まとめ
風の時代とは、知性が成熟した先に「心の知恵」が花開く時代。
所有から共鳴へ、競争から共感へ。
人々が“何を感じ、どう生きるか”が、新しい価値の基準になります。
あなたへの勧め
モノや肩書にとらわれず、自分の心が動く方向へ一歩踏み出してみてください。
風のように軽やかに、そして誰かの心をそっと動かす存在として生きる――
それこそが、地の時代を超えて生きるということです。
参考資料
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