
地の時代から風の時代に変わるってどいう意味?
どう備えればいいの?



地の時代はすでに終わり、今は風の時代の黎明期。
こだわらず変化に乗ることが幸いにつながります。
グレートコンジャクションとは?
グレートコンジャクションとは、木星と土星が約20年ごとに同じ位置で重なる現象のことです。
古来より「社会の節目」とされ、政治や経済、文化の変化の時期に重なると考えられてきました。
占星術では、このコンジャクションが約200年ごとに同じエレメント(火・地・風・水)で続くとされます。
その流れが「時代の性質」を象徴すると見なされ、これを「時代のミューテーション」と呼びます。
実際、19世紀中盤以降は、木星と土星の合が山羊座・牡牛座・乙女座といった地の星座で繰り返されました。
こうして約200年続いた流れを「地の時代」と呼びます。
地の時代の特徴
不動産や土地、金、権力といった「形あるもの」が価値の中心となる。
証券や債券なども含まれる。
努力すれば安定や地位を築ける社会で、利益を得るために存在する意味がわからない仕事も多くある。
末期には「金が金を産む」金融商品や投機に偏り、格差拡大が顕著になって、
資本主義の爛熟、バブル経済なども「地の価値観の行き着く先」と言える。
2020年──時代の転換点
2020年12月22日、木星と土星が水瓶座で合(コンジャンクション)を形成しました。
これは約200年ぶりに「地のサイン」から「風のサイン」への移行であり、占星術的には「地の時代の終わり」と「風の時代の始まり」を告げる象徴的な出来事とされています。
このときのコンジャクションは特に接近距離が近く、過去数百年でも稀なタイトな合相でした。
加えて、同時期には冥王星も山羊座にあり、木星・土星・冥王星が集合していたため、時代の変化をより強く印象づけました。
なお、一部の見解では「2024年以降、冥王星が水瓶座に入る動き」こそが風の時代の本格始動とされることもあります。
地の時代の終わりに何が起きる?
時代の節目には、しばしば「古いもの」と「新しいもの」がぶつかります。
- 既存の権威や利益に固執する勢力
- 新たな価値観を取り入れる人々
このせめぎ合いが、混乱や対立を生むこともあるでしょう。
しかし、その衝突を通してこそ、新しい社会が形作られていきます。
壊す者と創る者、その両者の働きが時代の変化を押し進めるのです。
風の時代を生きるための備え
ここでは簡潔に触れておきます。
- 「物質」や「所有」への執着を手放し、情報やつながりに価値を見いだすこと
- 固定観念にとらわれず、変化に柔軟であること
👉 風の時代の具体的な価値観や生き方については、次回の記事で詳しく取り上げます。


まとめ
地の時代は19世紀中盤から続き、2020年12月22日の水瓶座グレートコンジャクションをもって終焉を迎えた。
今は風の時代の黎明期であり、混乱と可能性が入り混じる過渡期にある。
大切なのは抵抗ではなく、拘らなさや変化の波に乗る柔軟さです。
参考資料
基礎からわかる 西洋占星術の完全独習|ルネ・ヴァン・ダール研究所 (著) 日本文芸社
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