日月神示には、読む者の心を凍りつかせるような預言が数多く記されている。その中でも、この帖は特に衝撃的な内容である。
「一日に十万人が死ぬ」という未曾有の出来事が起きる時、それは神’の世が近づいた徴であるという。
人の命が大量に失われる悲劇を語りながらも、この帖は恐怖を煽ることを目的としているのではない。世界全体を見渡す神’の視点に立ち、人として何を見つめ、どのような役目を果たすべきかを教えているのである。
一日に十万、人死にだしたら
の世がいよいよ近づいたのざから、よく世界のことを見て皆に知らしてくれよ。
この
は世界中のみか天地のことを委されている神の一柱ざから、小さい事言うのではないぞ、
小さい事も何でもせなならんが、小さい事と臣民思うていると間違いが起こるから、臣民はそれぞれ小さい事もせなならんお役もあるが、よく気をつけてくれよ。
[完訳]日月神示 岡本天明 著 中矢伸一 校訂 ヒカルランド 第1巻 上つ巻 第25帖の一部
神’の計画は世界全体を見渡して進められている
この帖では、一人ひとりの人生だけでなく、人類全体、さらには天地全体を見渡す視点が示されている。
目の前の出来事だけを見れば悲劇であっても、その先には神’の大きな計画が進んでいる。私たちはその流れの中で、自分の役割を見失わずに歩むことが求められているのである。
逐次解説|神’の世が近づく時に求められる視点とは
一日に十万人が死ぬ時、神示は現実味を帯びる
一日に十万、人死にだしたら
の世がいよいよ近づいたのざから、よく世界のことを見て皆に知らしてくれよ。
これが現実となるなら、的中させた日月神示は世界中から大きな注目を集めることになるだろう。
このサイトも多くの人に読まれるようになるのではないか、と期待してしまう自分もいる。
しかし、それはあまりにも不謹慎な話である。
あまりにも悲惨な形で真実が証明されたとしても、ガッツポーズなど到底できるものではない。
日月神示全体を通して読むと、その結果として日本の人口は三分の一になると読み取れる。
しかし、そのあとで身軽になった日本は復興へ向かい、神国として再び立ち上がる。そして世界から羨まれる国へと変えられていく。
その先には、聖書の黙示録が描く最終章へ向かう日々が始まるのである。
神’は天地すべてを見渡す立場から語られている
この
は世界中のみか天地のことを委されている神の一柱ざから、小さい事言うのではないぞ、
神’の視点では、人がこの世で死んだとしても人生そのものが終わるわけではない。
魂は次の段階へ移るだけであり、この世だけが存在のすべてではないからである。
この世界そのものも、やがて役割を終えて消え去り、新たな世界へと生まれ変わる存在である。
言い換えれば、この世も一度死んで復活し、新しい世となる。
だから、身近な人を失った悲しみから神を恨み続けることは、神’の大きな視点から見れば「小さい事」であるというのである。
もちろん、人の悲しみを軽んじているのではない。
世界、この世、霊界、未来の世界を含め、折り重なるすべての空間を管理することを委ねられた神’は、そのすべての理不尽を最後には贖われる存在なのである。
小さな役目も神’の大きな計画の一部である
小さい事も何でもせなならんが、小さい事と臣民思うていると間違いが起こるから、臣民はそれぞれ小さい事もせなならんお役もあるが、よく気をつけてくれよ。
もちろん、その後もしばらくはこの世は続いていく。
大きく人の数を減らした日本を、神国として再編成する仕事が待っている。
救いの計画全体から見れば束の間の業かもしれない。しかし、人の永遠の行く末を築き上げる大きな計画の一部なのだから、決して疎かにしてよい仕事ではない。
特に、荒れた国土と、多くの傷を負った臣民が残される。
彼らが生き延び、新しい社会を築いていけるよう努めることも、大切な務めの一つとなる。
また、神と聖約を交わすことなく、この世を去った人々に対する身代わりの神事(儀式)が、福千年の大きな事業として待っている。
そのための神殿が各地に置かれ、生活の心配のいらなくなった臣民が、ほぼ仕事として神事に勤しむ時代になるのではないかと考えている。
神’の視点に立つことで見えてくるもの
この帖は、一日に十万人が亡くなるという衝撃的な出来事だけを語っているのではない。
その先に訪れる神国の再建と、人類全体の救いの計画まで視野に入れて語られているのである。
私たちは大きな出来事ばかりに目を奪われがちである。しかし神’は、それぞれに与えられた小さな役目を忠実に果たすよう求められている。
一人ひとりの働きは小さく見えても、神’の計画の中では欠かすことのできない大切な一部なのである。
だからこそ、自分の務めを軽く考えず、その時その場で与えられた役目を果たしていくことが、新しい世を築く礎となるのである。
日月神示の原文を読んでみたい方へ
日月神示は、岡本天明によって自動書記という形で記された神示である。
現代語訳だけでは伝わらない独特の言い回しや、象徴的な表現が数多く含まれている。
解読記事とあわせて原文にも触れることで、新たな気づきを得られることも少なくない。
ぜひ手元に一冊置き、折に触れて読み返してみてほしい。


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