この帖ははっきりしている。
裏切りは起こる。そしてそれは偶然ではない。
外から仕掛けられる企み。
それに対して、あらかじめ施されてきた“仕組”。
衝突ではなく――
見えないところで進んでいる攻防の構図が語られている。
裏切る者沢山出てくるぞ、富士と鳴戸の仕組、諏訪、マアカタの仕組、ハルナ、カイの御用なされよ。
[完訳]日月神示 岡本天明 著 中矢伸一 校訂 ヒカルランド 第11巻 松の巻 第14帖
悪の総大将よ、早よ改心なされ。
悪の神々よ、早よ改心結構であるぞ。
いくら焦りてあがいても神国の仕組はわかりはせんぞ。
悪とは申せ大将になる身魂、改心すれば今度はいつまでも結構になるのぞ。
日本の臣民人民、皆思い違うと、くどう知らしてあろが。
まだ我捨てぬか、水でも掃除するぞ。
地名に刻まれた“作動点”
富士、鳴門、諏訪、マアカタ、榛名、甲斐。
これらは単なる地名ではなく、何らかの“作動点”として並べられているようにも見える。
外からの働きかけに対して、内側に配置された応答の拠点――そんな構図が浮かび上がる。
逐次解説|外敵の企みと、それを封じる仕組
裏切りは仕掛けられている
裏切る者沢山出てくるぞ、富士と鳴戸の仕組、諏訪、マアカタの仕組、ハルナ、カイの御用なされよ。
日本の味方とされる親密な二国間の同盟国側(その国の政府というよりもグローバル・ディープ・ステート、シークレット・ガバメント)から誘発される形で、同盟国に対する裏切りが引き起こされてきた構図が見える。
その流れの中で、地震兵器の稼働による日本壊滅計画が進められてきたと考えられる。
中央構造線を大きく動かす計画が動いてきた。
その結果として、大きな地震が発生し、富士も鳴動(噴火)し、日本は壊滅的な状況へと向かっていく――はずだった。
しかし現実には、その計画はどこか中途半端で決定的な成果を出せていない。
これは偶然ではなく、古代からすでに企みが見抜かれ、国内に対抗措置が施されてきたためと考えられる。
その仕掛けによって、外からの企みは骨抜きにされ続けてきた。
「悪の総大将」は誰なのか
悪の総大将よ、早よ改心なされ。
ここで語られる悪の総大将とは、この計画を動かしている存在であり、グローバル側に使われる盟主的な存在を指していると考えられる。
それは象徴的に言えば「獣」と呼ばれる存在に重なるものかもしれない。
しかしここでの語りは討伐ではなく、神国が立ち上がる前にその企みを捨てよという勧めになっている。
つまり、破壊ではなく放棄を求めている。
神々すら巻き込まれている構図
悪の神々よ、早よ改心結構であるぞ。
この呼びかけは支配層にとどまらず、その背後にある存在、いわば獣一派とでも呼ぶべき勢力にまで及んでいる。
その者たちに対しても、同様に企みを捨てるよう促している。
科学では解けない防御構造
いくら焦りてあがいても神国の仕組はわかりはせんぞ。
これまで地震兵器を用いて日本をどん底に落とす計画が進められてきたが、その結果は決定打に至らず、中途半端なものにとどまっている。
それは古来より施されてきた防御の仕掛けによるものと考えられる。
日本の国土には呪術的ともいえる結界が張られてきた。
そのため、いくら科学技術を用いても、その仕組みを完全に解き明かし、出し抜くことはできない。
悪にも転換の余地がある
悪とは申せ大将になる身魂、改心すれば今度はいつまでも結構になるのぞ。
ここで語られている悪は、単なる低次の存在ではない。
むしろ大将となるだけの資質、神や預言者にも近い性質を持った存在である。
だからこそ、改心すれば大いなる者へと転じることができる。
今この時点で企みを捨てるならば、神に愛される存在へと変わる道が開かれている。
日本人は完全には操れない
日本の臣民人民、皆思い違うと、くどう知らしてあろが。
外からの働きかけがどれほど強くても、精神が汚染されない臣民が存在している。
彼らは企みに乗らず、むしろ阻止する方向へと動く。
そのため、これまでの計画は何度も妨げられてきた。
日本人を飼いならすことで神の国を崩せると考えていたとしても、現実には思い通りにはなっていない。
最後に来る“水による掃除”
まだ我捨てぬか、水でも掃除するぞ。
それでもなお企みを捨てない場合、神の計画は時期を見て相乗りし、というよりも乗っ取り、その流れを利用することになる。
また、諏訪湖の水が抜ける時、それは一つのしるしとなる。
清めの水の徴。
地震だけでなく大津波という淘汰という形での清めの水。
そこから神による大掃除が始まる。
ここで語られる水は、単なる現象ではなく、浄化の働きを象徴している。
見えない構図の中で進む流れ
この帖が示しているのは、表に見える戦いではない。
外からの企みと、それに対してあらかじめ施されてきた仕組。
そして、それでもなお改心を促す流れ。
壊滅を狙う動きがありながら、それが決定的に成立しない構造がある。
その中で問われているのは、どちらに転ぶかという一点である。
この一冊から全体像を掴む
日月神示は断片で読むと誤解しやすい。
全体の流れを押さえながら読むことで、この帖の位置も見えてくる。
元になる書籍を一冊手元に置いておくことで、理解は格段に深まる。


コメント