【日月神示】松の巻 第15帖|「神の時間」と人の焦り、そのズレをどう見るか?

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竜宮のような光の都市と乙姫を見上げる人物の幻想的な風景

預言や神示を読んでいると、「本当にそんなことが起こるのか」と感じることがある。
それは、いままで人類が経験してこなかった領域に触れているからだろう。

けれど日月神示は、ときに不思議なほど率直だ。
遠回しな象徴だけではなく、「そのまま読め」と言わんばかりの言葉もある。

今回の松の巻15帖には、「神の時間」と「人の時間」の違い、そして上に立つ者の覚悟について、かなり核心的な内容が含まれているように感じる。

この神示ウブのままであるから、そのつもりで取りてくれよ。
嘘は書けん根本ざから、この神示通りに天地の規則決まるのざぞ、心得て次の世の御用にかかりくれよ。
世界のことざから、少しくらいの遅し早しはあるぞ。間違いないことざぞ。
大将が動くようでは、治まらんぞ。真中動くでないと申してあろが、この世のかしらから改心せねば、この世治まらんぞ。
この方頼めばミコトでおかげやるぞ。
龍宮の乙姫殿、烈しき御活動ぞ。

[完訳]日月神示 岡本天明 著 中矢伸一 校訂 ヒカルランド 第11巻 松の巻 第15帖
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目次

「そのまま読め」と言われているような神示

この帖には、「変にひねらなくていい」という空気がある。

もちろん象徴や比喩はある。
けれど、核心部分は驚くほど直接的だ。

特に「神の時間」と「人の焦り」の話は、預言を読む者ほど考えさせられる内容ではないだろうか。

逐次解説|神の時間と、人の時間は同じではない

「ウブのまま」とは、加工せず受け取ること

この神示ウブのままであるから、そのつもりで取りてくれよ。

神示をうけるとき、「ほんとうかや?」と思えるかも知れない。
いままで誰も経験していない領域に踏み込んでいくから。

しかし、成就するときそのままであることを理解するであろう。

そのまま受け取り解釈していい。

根本から動く流れは、途中だけでは変わらない

嘘は書けん根本ざから、この神示通りに天地の規則決まるのざぞ、心得て次の世の御用にかかりくれよ。

根本から説いているので、その通りに事は進んでいく。

そのつもりで神示を解いて得た心積もりで、あなたのするべき役割を果たしていってほしい。

大きな流れの中で、人はそれぞれ持ち場がある。
預言を読むこと自体が目的ではなく、その先に「何をするか」が問われているのだろう。

人は「すぐ」を勘違いしてしまう

世界のことざから、少しくらいの遅し早しはあるぞ。間違いないことざぞ。

神の示唆はすぐにも起こるように感じてしまうけれど、人の時間ではなく神の時間で起こっていく。

預言の解き明かしで時を外すのは人の誤認があるから。

神の「すぐ」と人の「すぐ」には物差しの違いを含んでいる。

時が早すぎたりして企てもうまくいかないことがある。

満州や朝鮮併合などは終わりの時の状態を先取りし過ぎたことによる。
志を持った者による先走った結果だ。

先の大戦を最終戦争ぐらいに捉えた人たちがいたんだよ。
神の降臨の備えをしたんだが、早すぎたんだよ。

「方向性」だけは見えていても、「時」が合わない。
人類史には、そんな出来事が繰り返されてきたのかも知れない。

上に立つ者ほど、内側では震えている

大将が動くようでは、治まらんぞ。真中動くでないと申してあろが、この世のかしらから改心せねば、この世治まらんぞ。

大将はどっしり構えているように見えても人間だからね。

心臓バクバクで内心は不安も抱えているかも知れない。
「本当に言われたとおりになるんだろうか」とかね。

祈りもする。「心安かれ」と答えもある。
それでも・・・ね。

かしらは神に全幅の信頼を寄せていないといけない。
少なくとも周りの人があなたを見てそう思えるように。

上に立つというのは辛いね。(ミツゲ)

「ミコト」は生命ではなく、役割の名かも知れない

この方頼めばミコトでおかげやるぞ。

みこととは生命そのものではなく、使命であり、神から託された役割のこと。

神からの助けを受けるとき、誰かが動いている。

だから神道での神話にはそれぞれ神の名に命(みこと)とつく。
〇〇をするから〇〇のみことのように。

別のところで出ていた「神々」とも通じる呼び方だね。

陰で天使の働きをする者は、本当に天使だったり、身近にいる人だったりする。
けれど根本のところでは神が動いてる。

そう、神様のお蔭がある。

「龍宮」は、この世界を動かすシステムなのか

龍宮の乙姫殿、烈しき御活動ぞ。

トイレにある装置のことではない(笑)

前に触れたサイバー世界でのことなら現代的な意味を持つね。

というより、この世界を動かしているOS(オペレーション・システム)のような気がするなあ。

この世界を動かしているのは、神の国の完成されたITテクノロジー(龍宮)なのではとミツゲは感じている。

そのシステム自体、それを動かす天使たち(乙姫)によって、三千世界は神々ひいては生神によって管理されている。

ひとつの終わり区切りへと向かって、龍宮は慌ただしい場所となっているのだろう。

「早すぎる救済」は、時に破滅を呼ぶ

人は未来を先取りしたくなる。

けれど、時が満ちていない段階で無理に形にしようとすると、歪みが出る。
それは宗教でも、政治でも、国家でも同じなのかも知れない。

だから神示は、「遅いように見えても焦るな」と語っているようにも見える。

神の時間は、人の時計とは少し違う。

書籍紹介|日月神示を読み解くためのツールとして

日月神示は、独特の文体と象徴が多く、最初はかなり読みにくい。
けれど、繰り返し読むことで、不思議と「つながってくる瞬間」がある。

特に松の巻は、「終わり」と「次の時代」の境界を考えるうえで重要な巻のひとつだと感じる。

全体を読むことで、流れがかなり掴みやすくなると思う。

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