【日月神示】松の巻 第8帖①|戦争末期に示された「神の国の崩れ」

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崩壊した神の国を象徴する荒廃した日本の風景と夕暮れの富士山

日月神示は戦争末期という極限の時代に降ろされた言葉である。

そこには、敗戦の気配だけでなく、
その後に続く日本の流れまでもが一つの線として語られている。

まずは原文をそのまま見ていく。

神の国には昔から神の民より住めんのであるぞ、幽界がいこく身魂は幽界がいこく行き。
一寸の住むお土も神国にはないのぞ。
渡れん者が渡りてけがしもうているぞ。
日本の人民、大和魂やまとだましいどこにあるのぞ、大和魂とは神の意味を持つ図形かみと人と融け合った姿ぞ。
いくさいよいよ烈しくなると、日本の兵隊さんも、これはかなわんということになり、神はこの世にいまさんということになって来るぞ。
それでどうにもこうにもならんことになるから、早う神にすがれと申しているのぞ。
誠もてすがれば、その日からよくなるぞ、神力現れるぞ。

[完訳]日月神示 岡本天明 著 中矢伸一 校訂 ヒカルランド 第11巻 松の巻 第8帖の一部
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目次

この言葉が降りた頃のお話

日月神示が岡本天明に降りてきたのは1944年(昭和19年)のこと。

戦争の末期で敗戦への色が濃くなる時期でもある。

おおむね、この戦は負けるよねという感じが滲み出てる預言になっている。

その頃から、これから起こることを一つの流れとしている。

そういう背景を知っておくとわかりやすくなるかもしれない。

逐次解読|神の国はどこで崩れたのか

神の国に異質なものが入り込む

神の国には昔から神の民より住めんのであるぞ、幽界がいこく身魂は幽界がいこく行き。

敗戦となり占領軍(主にアメリカ)が日本に入ってくる。

神国の特質とは異質な者によって日本を異質なものへと変えていこうとする。

神国の臣民もその影響を受けて異質になっていく。

今の日本人の多くが神(お天道様)の前をまっすぐ歩く気概を捨てて、幽界人がいこくじんに使われ、そのおこぼれをもらって喜んでいる始末。

その背後では神や臣民を敵とする勢力が跋扈ばっこしている。

臣民は平和の支配の名のもとに、実のところ攻撃されているのだ。

第二の敗戦が目前となっている。

神を崇めぬ者に居場所はない

一寸の住むお土も神国にはないのぞ。

神を崇めずに、その恩恵だけをかすめ取ろうとする者は神の敵である。

人種的な差別は神にはないので、臣民でなくても改心を待つが臣民ほどには忍耐は与えられない。

神を知り従おうとする者にとって祝福となる場所が日本の地なのだ。

渡れぬ者が内部に入り込んでいる

渡れん者が渡りてけがしもうているぞ。

神敵は日本の正体を調べ尽くし、知り尽くしたうえで神国ではなくそうとしている。

GHQや引き継いだ諜報機関が政治家や官僚となった幽界人と、彼らの親派となった元臣民がこの国を歪めてきている。

また時を経て財界も幽界人の有力者が占めてきていて、政治家や官僚で国民の富をもちいて利益に回す仕組みを構築してきている。

実は神国は占領状態で詰んでいるともいえるぐらいになっている。

大和魂とは神と人が融け合った姿

日本の人民、大和魂やまとだましいどこにあるのぞ、大和魂とは神の意味を持つ図形かみと人と融け合った姿ぞ。

神を忘れた神国の臣民はすでに幽界人がいこくじんとなる。

神を宿すことを意識した神民こそが、この国の骨髄として残っている。

ほんの僅かだ。

神はその僅かな者たちで世を改めると仰せだ。

神と融け合った人は、もう神と一心同体であり神そのものだろう。

戦争の極限で「神はいない」となる

いくさいよいよ烈しくなると、日本の兵隊さんも、これはかなわんということになり、神はこの世にいまさんということになって来るぞ。

もともとは日本の素朴な信仰の在り方を、国家神道を基として変えて軍国主義の根拠とした兵隊の偉いさんたちに神は日の本にはいないと思えたかも知れない。

さすがに空襲や原爆を受けて、まだ勝てるとも思っていなかったろう。
責任を放棄して国民とともに玉砕して責任の在りかをうやむやにするか、天皇陛下に全敗因を投げてしまうか・・・そんなところだった。

当時の軍部こそが神敵だったのだ。
国家神道をベースにした靖国神社に神は住まわれておるのか?

人の欲に都合の良い神などこの国に最初からいなかった。

行き詰まりの中で神にすがれと示される

それでどうにもこうにもならんことになるから、早う神にすがれと申しているのぞ。

アメリカの占領期を過ぎてサンフランシスコ条約を経て表向きは独立国家の体をなしているが、実際は巧妙な統治を受けて富は密かに奪われ、豊かになりそうになると妨害されてきた。

臣民が神から離れ富に寄り添っていくにつれて心は荒廃して幸せともいかなくなってきている。

神にすがり助けを求め霊感を受け目覚める民がこの国を神の国へと還す者となっていく。

誠をもってすがれば流れは変わる

誠もてすがれば、その日からよくなるぞ、神力現れるぞ。

戦争の末期にこの言葉はどれほど希望を与えてくれただろう。
戦後の新たな時代にどれほど希望を投げかけてくれただろう。

今はこの国の落ちぶれた姿に幻滅しているかも知れないが、この約束は永遠のものであり、いまだに有効だ。

これから神の力が現れる時代となっていくのだ。

崩れていく中でなお残されていくもの

このパート①で語られているのは、戦争末期の混乱そのものだけではない。

神の国が外から穢され、内からも変質していく流れが描かれている。

しかもそれは、過去の一時的な出来事としてではなく、
その後の日本にも続いていく一つの流れとして読める。

その中で繰り返し示されているのが、
神にすがることだけが立て直しの道だということだ。

状況がどれほど悪く見えても、
誠をもって神に向かうなら、その日からよくなると約束されている。

つまりこの帖の前半は、
崩れの予告であると同時に、なお失われていない希望の宣言でもある。

この一冊がすべての起点になる

日月神示を理解するには、断片ではなく流れで読むことが重要になる。

ここからすべてがつながっていく。

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