好きになるタイプ、距離の取り方、心と体の反応。
──恋のクセはホロスコープに意外と正直に出ます。
ここでは「どこを見ると、何がわかるのか」を整理し、読み方の手順をやさしく解説します。
最後に一例としてミツゲの星の配置や所見も載せました。
目次
愛のかたちを描く〈金星〉
金星は「恋愛のスタイル」「愛の受け取り方・与え方」を示します。
まずは金星がどの星座にあるかをチェックしましょう。
- 火の星座(牡羊・獅子・射手):情熱的でストレート。駆け引きより直球。
- 地の星座(牡牛・乙女・山羊):安定・実用性重視。長く続く関係を好む。
- 風の星座(双子・天秤・水瓶):知的な刺激と自由。会話の相性が鍵。
- 水の星座(蟹・蠍・魚):共感と癒やし。情緒的なつながりに価値。
欲求と行動のエンジン〈火星〉
火星は「欲求の方向」と「アプローチの仕方」。惹かれ方・惹き方、そして性愛の“温度感”を映します。
- 火の星座:スピード感と情熱。先に動いて確かめる。
- 地の星座:手触りと現実性。段取りと安心感を重視。
- 風の星座:言葉とアイデアで温まる。軽やかな駆け引き。
- 水の星座:情緒の安全が最優先。深く包み、深く求める。
関係を育てる空気感〈水星〉
恋は会話で続きます。水星は「伝え方・聞き方・テンポ感」。
星座と合わせて、どのハウスにあるかも確認しましょう。
例えば、
- 第3ハウス:日常会話で親密さを育てる。連絡頻度がリズム。
- 第5ハウス:ときめきと遊び心。告白も演出も上手。
- 第7ハウス:対話で合意形成。パートナーシップ志向。
- 第8ハウス:秘密の共有で深まる。言葉が鍵になる。
こんな感じになります。
ハウスの意味は別の記事で詳細に解説するつもりです。
読み方の手順(3ステップ)
- 金星=「愛の受け取り方」を決める:何に嬉しくなる? どんな愛が心地よい?
- 火星=「欲求と行動」を知る:どう惹かれる? どうアプローチする?
- 水星+ハウス=「伝え方」を整える:どんな会話が続く? 頻度・言葉選びは?
さらに、月(心の安定)と太陽(生き方のテーマ)を重ねると、「どんな恋が自分を成長させるか」まで輪郭がはっきりします。
一例:ミツゲのケース
- 金星:魚座 ─ 理想と共感を愛の核に。相手の心模様に敏感で、癒やし合う関係を求めやすい。
- 火星:蟹座 ─ 守る・包むがエンジン。情緒の安全が行動のスイッチ。
- 水星:第3ハウス ─ 言葉で距離が縮まるタイプ。日常のやり取りが親密さの土台。
統合すると、ミツゲの恋は「心でつながり、言葉で包む」スタイル。
ロマンとやさしさが主役です。
ただし理想に浸りすぎず、自分の安全基地も整えておくと関係が安定します。
心の羅針盤を手に取る
相性を見る前に、まず自分の取扱説明書を読む。
それだけで恋はずっと扱いやすくなります。
星を鏡に、あなたの愛のかたちを見つけていきましょう。
参考資料
基礎からわかる 西洋占星術の完全独習|ルネ・ヴァン・ダール研究所 (著) 日本文芸社
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