六日目の夕暮れという時間
聖書にはこう書かれている。
愛する者たちよ。この一事を忘れてはならない。主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。
新約聖書 日本聖書協会 口語訳 第二ペテロの手紙3章8節
もしこの言葉を象徴として読むなら、人類史を六千年の働きと七日目の安息として見る視点も生まれる。
六日間働き、七日目に休むという創造のリズムだ。
この見方に立てば、六千年の終わりには「夕暮れ」が訪れることになる。
では、その夕暮れはいつ始まったのだろうか。
1999年に現れた特異な星の配置
1999年8月11日、空には非常に珍しい配置が現れた。
この日はヨーロッパから中東、インドにかけて皆既日食が観測された日でもある。
そのとき天空では、主要な天体が四方向に配置され、十字の形を作る配置が生まれていた。
占星術で「グランドクロス」と呼ばれる配置である。
占星術では、この配置は強い緊張や大きな転換を示す配置とされる。
空の四方向に力が引き合うため、まるで天に巨大な十字が描かれたようにも見える。
四つの星座が形づくった十字
1999年8月11日のグランドクロスでは、次の四つの星座が関係していた。
獅子
水瓶
牡牛
蠍
それぞれが空の四方向に配置され、十字の形を作っていた。
占星術では「固定宮のグランドクロス」と呼ばれる配置である。
1999年グランドクロスの象徴
| 星座 | 象徴 |
|---|---|
| 獅子座 | 獅子 |
| 牡牛座 | 牛 |
| 水瓶座 | 人 |
| 蠍座 | 鷲(古代象徴) |
この四つの象徴は、単なる星座のイメージではない。
聖書の中にも、同じ四つの象徴が登場する。
黙示録に登場する四つの生き物
ヨハネの黙示録には、神の御座の周りに四つの生き物が描かれている。
第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。
新約聖書 日本聖書協会 口語訳 ヨハネの黙示録4章7節
古くからこの四つは、特別な象徴として理解されてきた。
四つの生き物と四つの星座
興味深いことに、この四つの象徴は星座とも対応している。
| 黙示録の生き物 | 星座 |
|---|---|
| 獅子 | 獅子座 |
| 牛 | 牡牛座 |
| 人 | 水瓶座 |
| 鷲 | 蠍座 |
つまり黙示録の象徴と、星座の象徴は同じ四つのイメージを共有している。
空の十字に配置された四つの象徴
1999年のグランドクロスでは、この四つの象徴に対応する星座が空の四方向に配置されていた。
獅子
水瓶
牡牛
蠍
それぞれが十字の形で天空に並んでいた。
まるで黙示録の四つの生き物が、天の四方に立っているかのような配置である。
十字にかけられているのは地球なのか
この配置を象徴的に見てみると、もう一つの印象的なイメージが浮かんでくる。
四つの方向に引き伸ばされた十字の中心には、当然ながら地球がある。
つまり、この天空の十字の中心にあるのは地球そのものだ。
もしこの配置を象徴として読むなら、それはまるで地球が十字架にかけられているようにも見える。
四つの方向から引き伸ばされる力。
緊張と衝突が一点に集まる構図。
占星術でグランドクロスが「強い緊張の配置」と言われる理由も、この形を見れば理解できる。
世界が引き伸ばされる時代
十字架はキリスト教において、苦しみと同時に転換の象徴でもある。
古いものが終わり、新しいものが始まる地点だ。
もし1999年の空に描かれた十字が象徴的な意味を持つなら、それは世界そのものが強い緊張の中に置かれる時代の始まりを示しているのかもしれない。
まるで地球そのものが、大きな転換の十字架にかけられているかのように。
大掃除の始まりという象徴
過越の前には、大掃除が行われる。
パン種を取り除き、家の中を整える時間だ。
もし歴史にも同じような象徴的な構造があるなら、この天空の十字は、ひとつの時代が終わりに向かう前の大掃除の始まりを象徴しているのかもしれない。
1999年の空に描かれた十字は、世界史の夕暮れの始まりを静かに示しているようにも見える。
もう一つの奇妙な符合
実は1999年という年は、もう一つの預言でもよく知られている。
ノストラダムスの有名な詩だ。
さらに興味深いことに、これを旧暦で見るとまた別の符合が見えてくる。
しかしこの話は、少し長くなる。
そのことは次の記事で見てみたい。


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