クリスマス・イヴ。
多くの人が、それを「前夜祭」だと思っている。
本番は25日で、24日はその助走。
でも本当にそうなのだろうか?
目次
「イヴ」は本当に“前”なのか
イヴ(Eve)は「前夜」と訳される。
だから私たちは、まだ始まっていない夜だと考える。
けれど聖書的な時間感覚では、
一日は日没から始まる。
24日の夜は、まだ前ではない。
すでにクリスマスそのものだ。
夜から始まるという時間
創世記にはこうある。
神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。
旧約聖書 日本聖書協会 口語訳 創世記1章5節
はじめに来るのは夜。
光はそのあとに現れる。
現代の暦は真夜中で日付が変わる。
けれど古代の感覚では、闇の訪れとともに日が始まる。
だからイヴは助走ではない。
始まりの夜だ。
なぜ “前夜祭”になったのか
私たちは数字で時間を数える。
24日の次は25日。
だから25日が本番に見える。
そしてイベントは、
「盛り上がりの前段階」を作る。
前夜祭という言葉のほうが、わかりやすい。
けれどそれは、時間の数え方が変わった結果にすぎない。
当日は、静かに始まる
クリスマスは、本来、真夜中に祝われてきた。
暗闇の中で、灯りがともる。
賑やかになる前に、出来事はすでに起きている。
前夜ではない
イヴは前夜祭ではない。
それは始まりの夜であり、
もうその日なのだ。


コメント