目の前の現実に答えが見えなくなったとき、人は外に答えを探しに行く。
けれどこの一節は、まったく逆の方向を示している。
「改心して訪ねよ」と。
その先にあるのは、単なる教えではない。
時代そのものが変わる構造の予告でもある。
この先どうしたらよいかということは、世界中金の草鞋で捜してもここより他わからんのざから、改心して訪ねて御座れ。
[完訳]日月神示 岡本天明 著 中矢伸一 校訂 ヒカルランド 第11巻 松の巻 第5帖
手取りて善き方に廻してやるぞ。
神国の政治は、モノ活かす政治と申してあろが、モノ活かせば、経済も政治も要らんぞ。
金もの言う時から、モノもの言う時になっているが、モノもの言わん時来るぞ。
誠もの言う時来るぞ。
石もの言う時来るぞ。
ここで語られているのは、これから何が起きるかではなく、
「何を基準に生きる時代になるのか」という核心だ。
見えている世界の裏で起きている転換
この第5帖は、これから起こる時代の変化を一気に示している。
キーワードは「金 → モノ → 誠」。
価値の基準が段階的に移り変わり、最後には“見えないもの”が現実を動かすようになる。
そしてその先には、「政治も経済も不要になる世界」という大胆なビジョンが置かれている。
それは理想論ではなく、仕組みの変化として語られている点が重要だ。
逐次解読|言葉の奥に仕込まれた意味を辿る
外に探しても見つからない答え
この先どうしたらよいかということは、世界中金の草鞋で捜してもここより他わからんのざから、改心して訪ねて御座れ。
これほど日本の近未来に特化した預言は他に類をみない。
あなたの信奉するそれぞれの神にへり下る気持ちで寄るなら、これが正しいかどうかは自ずと霊感されるだろう。
導きはすでに始まっている
手取りて善き方に廻してやるぞ。
あとは、あなたが読んで、解るところから道を選んでいけばいいよ。
あなたが必要としているところから解るようになっていくから。
霊感されたモノとはそういった性質をもつ。
「モノを活かす政治」という意味
神国の政治は、モノ活かす政治と申してあろが、モノ活かせば、経済も政治も要らんぞ。
物でなく者でなくモノ。
モノであり者であり物なんだ。
この世界は神の霊で組織されている。
大元の神とそれらモノを管理する神々(天使ともいう)を通してあなたに語りかけてくる。
特に神と臣民のために働く人に働きかけている。
自ずとそこには答えがあり、神の意思が宿っている。
そこに経済、政治の仕組みも必要がない。
しかし偽臣民や霊性を失った臣民の長(おさ)には届かないメッセージ。
なので臣民はこれから苦難の道を歩むことになる。
「金の時代」から「モノの時代」へ
金もの言う時から、モノもの言う時になっているが、モノもの言わん時来るぞ。
神示が出た戦中、戦後すぐの時代は金よりモノ。特に食料が乏しく貴重なものだった。
近未来でも、また同じことが起こる。
災害というよりも仕掛けられた人災といって良い。
それらも最終的に打ち砕かれて豊かさに溺れず、人々が大らかに助け合える世に変わっていくよ。
誠がそのまま力になる時代
誠もの言う時来るぞ。
神の言葉、霊感は溢れて真っ当なことが当たり前になる。
誠の言葉が受け止められ、喜びを持って迎えられる時になる。
それを怒る人は地の下に行ってしまったから。
石さえ語り出す世界とは何か
石もの言う時来るぞ。
打ちひしがれて沈黙し力なき民が誠に力を得て生き生きとして日々を送れるようになる。
また霊感ある者はそこらの石などのモノと意思疎通が可能になる。
全ての物は命が宿り霊を持つ。
真の姿は人の形をしている。
正確にはモノに宿る神(天使)と神の仕組み(言葉)を通してコミュニケーションをとれる人が珍しくなくなる。
モノをどう生かせばいいかモノ自身に聞いてみることも可能だ。
それらは、この世界がそういう仕組みで出来ていることを「知る」から可能になる。
意識していくことで心眼が開いていくのだ。
そういった賜物を活かす霊を持つ人たちの力が花開いていくのが「福千年」なのだ。
日本は世界に先駆けてそうなっていく。
そういう波に乗って行かないという手はないよね?
少なくともそういう世界を思い描かないなら、あなたにはそういう未来は開かない。
信じて霊感され確信した人から霊的に備えられていく。
すべては「見えないもの」が現実を動かす
第5帖が語っているのは、単なる未来予測ではない。
価値の基準が外側から内側へと反転すること。
そして最後には、「誠」や「霊感」といった見えないものが現実を動かす時代になるということ。
その入り口に立っているかどうかは、すでにそれぞれの内側で選ばれている。
この一冊がすべての起点になる
日月神示は、断片的に読むよりも全体の流れの中で触れることで意味が立ち上がる。
最初は難しく感じても構わない。
読み続けるうちに、「自分に必要な部分だけが浮かび上がる」感覚が出てくる。
それこそが、この書の性質だからだ。


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