糖質制限に豆腐ってどうなの? 食べても大丈夫かなあ?
豆腐も糖質制限向きの食材で、主食級の食品です。それでも食べ方によってはダメな場合もありますよ。糖質制限にぴったりなレシピ集があるので紹介します!
江戸時代の豆腐レシピ集「豆腐百珍」です。まだ砂糖が日本では、ないか貴重な時代のレシピですから砂糖は使われておりません。糖質制限食のための豆腐レシピのようなものです!
糖質制限の主食候補~豆腐の凄さ
豆腐は大豆が原材料で低糖質な食品です。
それだけではなく他にスゴイ特徴をもっています。
豆腐のバリエーション
豆腐には様々な種類があり、派生したものもたくさんあります。
以下は豆腐として分類されているものです。
- 木綿豆腐
- 絹ごし豆腐
- ソフト豆腐
- 充てん豆腐
- 沖縄豆腐
- ゆし豆腐
- 焼き豆腐 など
普通なものからマニアックなものまでありますね。
わたしは落としても崩れないくらいの濃いというか固いというか、田舎豆腐というんですかね? あれが好きですね。
以下は豆腐を加工したものです。
- 生揚げ
- 油揚げ
- がんもどき
- 高野(凍り)豆腐
- 豆腐よう
- 豆腐竹輪
- ろくじょう豆腐 など
他に豆腐にした残りカスのおから(うのはな)があります。
栄養は?
糖質制限の観点で栄養素をみていきます。
植物性タンパク質が豊富に含まれています。また食物繊維も摂ることができます。
また、豆腐のバリエーションが多いので、種類によって栄養素の特徴や量も変わっていきます。
どちらにしても、低糖質でタンパク質やカルシウムが豊富です。
残念なことに、多く摂りたい脂質が少な目です。
油揚げなどはがぜん、脂質が一気に上昇します。
といって、油揚げを豆腐並みに多く摂るわけでもないですからね。
脂質狙いで摂る食材ではありません。
淡白な味と素朴な食感
豆腐自体が淡白でクセのない味なので、様々な味付けで合います。
レシピを見ると多様な料理が可能です。
豆腐料理を楽しむ
豆腐料理は冷やっこや湯豆腐のように、簡単ですぐできるものから、複雑で時間をかけ、腕を必要とするものまで幅広い調理ができます。
それは昔からのようです。
江戸時代のレシピ本:豆腐百珍
豆腐百珍
「豆腐百珍」は天明2年(1782年)刊行の豆腐のレシピ集です。
これは、情報の文化財レベルなんじゃないですか?
庶民には貴重品で手が届かないのか、砂糖なしのレシピになっています。
糖質制限者にとって最適なレシピになります。
簡単な料理から、手の込んだ料理まですごいバリエーションです。
また、応用も効きそうなレシピですよ。
下で紹介している本は基本的には当時のままのレシピです。
木綿豆腐、絹ごし豆腐などの区別は現代用にアレンジされています。
とても楽しい内容でおすすめです。
現代にアレンジした新豆腐百珍
他には砂糖や現在の洋風・中華風などにアレンジして、新しい素材も使う「新豆腐百珍」のようなレシピもAmazonで検索するとあるようです。
向かない人っているの?
糖質の気にならない人にとってはあまり有り難みがないレシピかも知れません。
古臭いと感じる人もいるかも知れません。
若い人よりも、少し枯れた年代の人が好きそうなレシピです。
わたしは酒はやらないんですが、飲んべえ的なレシピだなあと、感じました。
本を手にして文化財として楽しむのも面白そうですよ。
レシピ以外に、本の由来や豆腐自体の歴史や豆腐のルーツ探訪なのどの企画ページも楽しめました。
豆腐料理を全部制覇してみる?
田楽もバリエーションがあって楽しそうです。
また、わたしだったらこうするなあ、というものもあります。
そうやって私家版「豆腐百珍」にするのも楽しそうです。
豆腐料理に挑戦して、ついでに血糖値コントロールもできる。
楽しんでが一番! やってみましょう!
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