グローバリズムの陰と陽

当ページのリンクには広告が含まれています。
お金と地球

神と悪魔が目指すグローバリズム、人と守銭奴の理想とするグローバリズム。全てが悪ではなく、すべてが善ではない。

スポンサーリンク
目次

グローバリズムとは

国家を超えて、地球全体を一つの共同体とみる考え方

大辞泉(小学館)

このグローバリズムの定義には善悪はありません。むしろ共同体という言葉と一部の人による支配は似あいません。

食物などの物資や富をあるところから、国境を越えて、または国境をなくして、ないところへと分かち合えば地球上の富の偏りによる飢えは解消されるでしょう。また、人は平等となれば人種や宗教を越えて争いをなくすことも可能でしょう。

この国ごとの富の偏りはナショナリズムの弊害といえます。グローバリストによって、それを打破しようとして争いをうみだし、新たなお金をもとにした支配者をうみだし、民主主義といいながら巧妙な専制主義をうみだし、新たな世界的な奴隷制度をうみだす可能性があります。というよりも、もうなっているのではないでしょうか?

世界的な富の偏りは人の欲望によって歪んだかたちでグローバリズムが扱われていると感じます。

誰が、なにをもって

金と権力で束ねる

世界の富がごく少数の者に偏っているのが現状で、地道に働く労働者の生活が苦しいのは経世済民のための在り方とは反しています。富の集中は支配を生み、政府を支配し富裕層を優遇する強権的な政府をうみだします。民主主義も民意をマスコミなどを通して誘導するための巧妙な奴隷制度として機能します。選挙で選ばれた人は自分の生活と安全のために彼らと取り引きをしなくてはなりません。

神のグローバリズム

「先生、律法の中で、どのいましめがいちばん大切なのですか」。 イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 これがいちばん大切な、第一のいましめである。 第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。 これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている」。

新約聖書 マタイの福音書22章36 - 40節

自分を愛するようにあなたの隣り人を愛することは身近なことですが、これが全国民、世界にひろがり政府の施策や世界の在り方に反映されるなら経世済民は達成されます。

さて、イエスはエリコにはいって、その町をお通りになった。 ところが、そこにザアカイという名の人がいた。この人は取税人のかしらで、金持であった。 彼は、イエスがどんな人か見たいと思っていたが、背が低かったので、群衆にさえぎられて見ることができなかった。 それでイエスを見るために、前の方に走って行って、いちじく桑の木に登った。そこを通られるところだったからである。 イエスは、その場所にこられたとき、上を見あげて言われた、「ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから」。 そこでザアカイは急いでおりてきて、よろこんでイエスを迎え入れた。 人々はみな、これを見てつぶやき、「彼は罪人の家にはいって客となった」と言った。 ザアカイは立って主に言った、「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしていましたら、それを四倍にして返します」。 イエスは彼に言われた、「きょう、救がこの家にきた。この人もアブラハムの子なのだから。 人の子がきたのは、失われたものを尋ね出して救うためである」。


新約聖書 ルカの福音書19章1-10節

取税人とは政府にかわって税の徴収をして、その中から手数料を徴収する仕事です。政府には取税人からまとめて税を支払うことになります。正直に働くことも、手数料を多く上乗せしてピンハネする働き方も選べます。神に従うという視点があるおかげで、この人は経世済民に加わりました。こうして、人の変革がおきて集団となっていくと社会や国がかわり、世界がかわっていくことで、神の国が地上に建てられるのです。これもグローバリズムになりますね。

施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなる者がある。
物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される。
穀物を、しまい込んで売らない者は民にのろわれる、それを売る者のこうべには祝福がある。
善を求める者は恵みを得る、悪を求める者には悪が来る。
自分の富を頼む者は衰える、正しい者は木の青葉のように栄える。

旧約聖書 箴言11章24-28節

イエス・キリストが説いたのみならず、旧約聖書の時代からこのビジョンは知らされていました。律法がもともとそういうビジョンで与えられたものだったのです。

グローバリズムの戦い

神は人を信頼し地上を支配させていますが、もともとはこの世界は神のものであり、我々はそれを預かっているのです。

まことに、なぜあなたがたは、利益を得るために秘密の忌まわしい行いを企て、やもめを主の前で嘆き悲しませ、みなしごも主の前で嘆き悲しませ、彼らの父と夫の血があなたがたの頭に報復が及ぶよう訴えて、地の中から主に叫ぶようにさせるのか。


モルモン書 モルモン書8章40節

正しくない支配が行き過ぎたとき、神は様々な形で警告を発します。預言者による預言は穏やかな警告です。災害や人が引き起こす戦争などもそうかもしれません。それでもなおらなければ、神ご自身が介入されます。それがイエス・キリストの再降臨といわれるものです。

その時に悪の一掃と神の国の礎として千年の平和な世がおとずれるのです。
私たちは預言を通して守りと平安を神からいただくことができます。
知ることがまずはじまりです。

スポンサーリンク
お金と地球

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次